ドイツというと、職人技の緻密さやbmwやベンツなどの自動車産業をイメージする人が多いようです。ドイツ製品は細部の美学で有名で、精密機械から工業デザインに至るまで、いたるところに職人の姿勢が見られます。現在の腕時計市場では、スイス製時計が主流で、ドイツ製時計の存在感は無視されることが多く、ブランド名を口にして初めて「ドイツ製だったのか!」と驚く人も少なくありません。今回は、実用性と機械的な美しさのバランスで、独自の魅力を発揮するドイツの腕時計を3つご紹介します。
ウーレンは控えめなドイツの腕時計ですが、実は純粋なドイツの血を引いており、1893年にはグラスヒュッテの町にブランドがあることから、文字盤にGlashutteのロゴが入っています。今日分かち合うのは1893シリーズの1本の月相表で、公価は3万元未満です。盤面には、ホワイトのエナメルと黒のアラビア数字の目盛りを組み合わせたシンプルなデザインと、まろやかな文字がレトロな味わいを引き立てています。12時位置には曜日と月の表示窓、6時位置にはムーンフェイズ、9時位置にはスモールセコンドと24時刻が表示パネライコピーされています。時計径41mmケース厚さ12.2mmと、定番のスーツサイズです。ストラップはカーフスキンを使用しており、さまざまなシーンで快適に装着できます。ムーブメントはun-58 .S1手巻きムーブメントを搭載し、キャノレスコントロールシステムとシリコンワイヤーを備え、パワーリザーブは60時間まで可能です。1万円台の機械式腕時計にしては、3本針、ムーンフェイズ、タイマー機能を備えているので、同価格帯ではかなり打てるといえます。